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畳の上に絨毯はやめましょう

投稿日:2020.11.21カテゴリ:商品について

皆さんこんにちは♪

今週も今日で終わりです。

1週間なんてあっという間の時もありましたが、最近は時間の経過が長く感じることも多くなりました。

休日の過ごし方も年齢とともに変化し、最近はもっぱらステイホームです。

以前は映画などもよく見に行ってましたが、最近は動画配信サイトなどもあり、映画も年会費のみで自宅で見られるのでタブレットやスマホで映画鑑賞することが増えました。

でも巨大なスクリーンや迫力のある音響設備は映画館でないと体感出来ないので、コロナが落ち着いたらまた見に行こうかなと思ってます。

ところで最近よくお見かけするのが畳の上に絨毯やゴザなどの上敷きを敷いてあるお宅です。

基本的に畳の上には何も敷かないで下さいねと毎回お願いはするんですが、その数は一向に減らないどころか増える一方のような気がします。

上敷きを敷く一番の理由がボロボロになってきたからというものですが、ひどいお宅だと上敷きも破れて畳がえぐれてるような現場もありました。

なぜ上敷きがダメかというと畳の中に湿気を溜め込んでしまう為、カビやシロアリが発生してしまうんですよ。

特に深刻なのがシロアリで最悪の場合、畳だけでなく床板や畳寄せ、柱なども食い散らかします。

そうなると畳だけでは済まなくなり、大工工事やシロアリ駆除などとんでもない金額が上乗せされることとなります。

年に1度程度は畳を上げて天日干しを行うのが理想的ですが、現実的に畳を干すスペースも無く、一度敷き込んだら10年以上そのままというお宅がほとんどです。

さらに家の密閉度が高くなったことにより床下の通気性も昔よりも悪くなってる為、より湿気が溜まりやすくなってます。

そんな悪条件のところに上敷きで蓋をするので中ではエライ事になってしまうのです。

中には和室で部屋干しや加湿器などでさらに湿度が上がっているお宅も散見されます。

冬場は比較的乾燥してる為、夏場よりもカビの発生率は少なかったんですが、最近では加湿器の普及に伴い年々その数は増えてきてます。

中には1週間インフルエンザで寝込んだ布団の下だけとか仏壇の前の座布団の下だけカビが生えたお宅もあったぐらいです。


      ↑これは実際に絨毯を長期間絨毯を敷かれてたお部屋の写真です↑

特に畳が青い間は湿気をより多く含んでいる為、さらにカビが生えやすくなります。

なので上敷きをどうして敷きたい方は畳は変えずに上敷きだけ交換した方がまだマシということになります。

和室が嫌だという理由で絨毯を敷かれる方もおられますが、それならカラー畳や縁なし畳などで施工すれば和室っぽくなくなるのでオススメです。

最悪の状態に陥ったとしてもさかえ畳は元通り…いや元以上のお部屋にさせて頂きますので、気になる方は一度ご相談下さいね