皆様はじめまして、さかえ畳店　
畳製造担当　池ちゃん　です。
今回は私の思い出の味について少し。

突然ですが皆さまには、忘れられない思い出の味ってありますか？
母の味、恋人の味、一人暮らしのズボラ飯、祖母ちゃんの味、通った食堂。人それぞれ忘れられない味が有るのではないでしょうか？

私にも一つあります。それは、まだ幼かった頃からの思い出の味。宝塚南口にある、中国料理「天津」さんの中国料理です。


宝塚歌劇で有名な兵庫県宝塚市出身の私、今から４０年ほど前、小学校の運動会終わり。クラスの仲良しグループで打ち上げ（笑）と称して訪れたのが初めてでした。

それまで中国料理といえば「王将」しか知らなかった私ですので、本格的な中国料理の美味しさに顎が外れる程驚かされました。クラスリレーの順位は忘れましたが、天津の美味さの衝撃は今でも鮮明に記憶しています。

特に餃子が最高で自家製のもっちもち生地を表面パリパリに仕上げ、噛めば中から肉汁と野菜の旨味がじゅわわわ～と溢れ出す最高の一品。最後の晩餐は天津の餃子で決まり！と言っても過言ではない美味しさ。

あれから４０年。あっという間でしたが家族や友人が寄れば「天津行こか」と通っていました。今でも変わらぬ美味しさのファンです。

そんな天津さんが、この度５０年の歴史に幕を降ろされました。老朽化したテナントビルの耐震工事に伴い、完全に閉店を決められたようです。

閉店前に訪問しましたが、長年のファンが大勢訪れておられ、店内飲食は諦めテイクアウトして自宅で家族と思い出の味を嚙み締めました。

いつもの味で美味しかったです。


今回は私の思い出の味についてお話してみました。
既に閉店してしまっているので、皆さまに味わって頂けないのが残念です。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
機会があれば又、書かせていただきます

さかえ畳店製造部　畳製造　池ちゃん